ロシア紙「サッカーばかにした」日本−ポーランド戦

【モスクワ時事】サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会の日本−ポーランド戦で、日本がリードされているにもかかわらず、
決勝トーナメントに進出するため、試合終盤で無理に攻め込まず、ボールを回し続けたことについて、開催国ロシアのスポルト
エクスプレス紙(電子版)は「スキャンダルだ。日本はボールを回して時間を稼ぎ、ポーランドは攻撃しなかった。両国はサッカーをばかにした」
と批判した。日本については「今やサムライと呼ぶのも気が引ける」と酷評した。

 フェアプレーポイントの差で日本が決勝トーナメントに進出したことにも触れ、「ボールを回して終了の笛を待つことが『フェアプレー』だろうか」と
疑問を呈した。

 英BBC放送はニュースサイトで「滑稽で見苦しい。試合はばかげた形で終わった」と指摘し、「両チームが
最後の10分間に行ったことはW杯でわれわれが最も見たくないものだ」とする元プレミアリーグ選手の声を紹介した。 

https://www.jiji.com/sp/worldcup2018?s=news&k=2018062900318