<大阪・道頓堀>日本決勝トーナメント進出で100人が歓喜のダイブ敢行!狂乱の宴が展開

28日に行われたサッカーW杯ロシア大会の日本―ポーランド戦は0―1で日本が敗れたが、セネガルも負けたため、日本は決勝トーナメント進出を決めた。

 セネガル戦で数百人のサポーターによる歓喜のジャンプ、20人ほどの�道頓堀ダイブ�が繰り広げられた戎橋では、試合終了数分前に大阪府警が橋の西側スロープを閉鎖。吉村洋文大阪市長ツイッター上で「絶対に飛び跳ねないで下さい。500人が飛び跳ねることを前提として設計をしていません。『極めて危険です』」と警告し、注意喚起の張り紙が出されていたが、この日も日本代表の決勝T進出を祝う?狂乱の宴が展開された。

 試合終了と同時に数人のサポーターが「オー、ニッポーン!」と決勝トーナメント進出を祝福。続々とその数は増え、1時過ぎには橋の上はお祭り騒ぎに。スピーカーを持参して盛り上げる人や、本田圭佑のユニフォーム姿で敬礼する人、「痴漢やー」の声も聞こえた。そして、祝福の大合唱とともに、警告もむなしくジャンプが行われると、橋は鈍く振動。恐怖感からか橋の下にいた人たちが移動する姿も見られた。

 盛り上がりがピークに達した1時15分ごろ、閉鎖された西側スロープではなく、東側スロープからTシャツ、ジーパン姿の男性を皮切りにダイブが始まった。

 本田のユニフォーム姿の男性が欄干の上に立ち上がると、道頓堀サイドの遊歩道を埋め尽くした数百人の人垣からは「ホーンダ、ケイスケ」のコール。「六甲おろし」の音楽に合わせて飛び込む人、海パン姿で飛び込む集団、外国人と、ダイブを敢行した人は100人近かった。3人が連続でほぼ同位置に飛び込んだ際には「危ない!」という悲鳴も上がった。また、打ち上げ花火も飛ばされ、騒ぎに拍車をかけた。

 飛び込んだ学生は「ノリで行きました。決勝トーナメントで飛ぶかはわかんないけど、気持ち良かったっす。終電もないんで、朝まで遊んでいきます」と語った。

 2時過ぎに、警察が止めに入って解散ムードとなったが、道頓堀かいわいの住人は「アホなことしとるなぁ、あんな汚いとこによう飛び込むなぁとは思うけど、別に困ることはない。たまにシャワーしに来るやつがおるから、銭湯なんかは困ってるくらい。大阪のノリなんてこんなもんやし、いちびって発散したいだけ」と冷めた様子だった。

東京スポーツ 6/29(金) 7:41配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180629-00000005-tospoweb-socc

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