反落、165ドル安 米中摩擦、2カ月ぶり安値

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NY株反落、165ドル安
米中摩擦、2カ月ぶり安値
2018/6/28 05:58
©一般社団法人共同通信社

 【ニューヨーク共同】27日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比165.52ドル安の2万4117.59ドルで取引を終えた。5月初め以来、約2カ月ぶりの安値水準。米中の通商摩擦の先行き不透明感が嫌気され、売り注文が優勢となった。

 トランプ米政権の外国資本の米企業への投資制限について、市場では当初、中国への強硬策を見送ったと受けとめられ、前日からの上げ幅が一時、280ドルを超えた。しかし、クドロー米国家経済会議委員長が米メディアで、こうした見方を否定すると、急速に値を下げた。

 ナスダック総合指数は116.54ポイント安の7445.09。